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「20代から1500万円!積立投資でお金を増やす」を読んだ

以前の飲み会で同僚に投資を勧めた*1のだが自分の知識が中途半端だったこともあって、イマイチ魅力を伝えられなかったので基礎を再勉強しようと思って本書を手にとって見た。

自分の学習も目的にあるけれど、もしかしたら貸すようなこともあるかなと思って文字だけの本じゃなくて読みやすそうな漫画にしてみた。

インフレによる預金の目減りやドルコスト平均法・単利複利など知っていることや実践していることも書かれていたのだけれど、唯一実践していなくて名前だけは知っているけれど理解できていなかったリバランスを知ることが出来た。

リバランスとは(SMBC日興証券から引用)

リバランス│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。時間の経過とともに相場が変動し、当初決定した資産配分が変わっていきます。そこで、定期的にその資産配分の比率を計画どおりに修正します。例えば、1,000万円の資金を国内株式と海外債券に当初は50%ずつ配分していたところ、1年後に国内株式が20%上昇し、海外債券が20%下落したとすると、その時点での投資配分は国内株式60%、海外債券40%に変化します。そこで国内株式を10%分売却し、海外債券を10%分購入することで当初の配分比率に修正します。

一時的に値上がりしている商品を売却し、値下がりしている商品を買ってバランスを調整することをリバランスというらしい。

高くなっている商品を売って安くなっている商品を買うことによって利益を出すこともできるし、下落した商品は上がり上昇した商品は下がるというのがマーケットの普遍的な動きであるため、この動きによっても利益を出すことができる。

また2つの商品を買っていたとして両方の商品が下落した時にバランスが崩れた時もリバランスをする必要がある。

例えばリーマンショック等の経済危機が起きた時に両方共の商品が下落した際、小さく下落した商品を売却し大きく下落した商品を購入することで下落した商品が値を戻して上昇した時に利益を出すことができるということらしい。

どうやらこのリバランスというのが積立投資においては非常に重要であるにも関わらず全然理解していなかった。

しかしながら僕が買っている投信は楽天VTIのみなので、このリバランスを実践できないなあと読みながら考えていた。

現在月3万円を楽天VTI1本で投資しているのだけれど国内株式とか不動産とか国内外の債権にも投資するようにした方がいいのだろうか。

もう少し調べてどうするか考えなければいけないなあ。

投資初心者を抜け出したと思っていたけれど、まだまだだなと思わされる良い本でした。

 

*1:空気の読めない迷惑な話である